090203 ■6/マーキング■

こんにちわ、RIKAです^^
今日は小説の第6話『マーキング』をアップします。
今後は小説もまとめて、ストーリーも内容も分かり易くします。
またその旨は、後日Blogで告知しますのでお楽しみに☆

■第6話■マーキング

「あとさ、俺の洗濯物畳んどいてね。」

「はいよ。気をつけてね、行ってらっしゃい。」

彼の瞳は水晶玉みたいに繊細で綺麗で…
あの目でお願いされるのに、私はめっぽう弱い。
10歳も年上の男に“可愛い”は不適切かもしれなが、
私には“わんぱくな少年”の様に映ってしまう。

独りになってしまったので、何か落ち着かない。
彼の部屋中には“過去の記憶と傷跡”が広がっている。
昔の彼女の歯ブラシやお風呂グッズ、靴下…
心の中で、(かなり複雑なんですけど。)と呟きながらも、
私は元彼女のユニクロのルームウエアを着ていて…
元彼女の歯ブラシの横に、自分のメイク落としを置く。

“女は部屋中に“忘れ物”というマーキングを残して、
男はその使い古された檻の中に、新しい女を放つ。”

ちょっと、昔の女達に同情してウルッとなった。(涙)
(それにしてもさ、すっごい悪循環!)
と思いながら鏡に向かって舌打ちをした。

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